チギレグモノ、ソラノシタ

チギレグモノ、ソラノシタ

石井裕之さんの「チギレグモノ、ソラノシタ」を読みました・・・。

Amazonで予約注文していたので、21日には届いていたと思います。
しかし読み終えたのは、昨夜でした。

初めの一話を読んで、単に物語風に、"潜在意識"をコントロールする事を教える・考えさせる小説と思っていました。
だからゆっくり読めば良いかなと・・・。

途中まで読みるうちに、面白みが出た事ともあり読み進めていました。
最後、ちょっと切なくなんか暖かい気持ちになりました。
こうつながっていたんだ・・・。って、石井さんらしい小説だなと思いました。

ドラマとかと同じように綺麗過ぎるなって感じる所は有ります。
でも、生きる事について考えるならばこのぐらいシンプルな方が良いと思います。

実際、現実世界も余計な所をそぎ落としていけば、
もっとすっきりとした世界として、すんなり考えられるんじゃないかと感じています。

小説の"時間のブロック"的な考えをする事で・・・。

正直、賛否両論が有るんじゃないかと思っています。
個人的には、この小説は好きです。
親しい人にプレゼントしたいなと思っています。特に後輩達には・・・。

石井さんの考え方は、すべて無条件では無いのですが、比較的すんなり受け取る事が出来ます。
正直理由は分かりません。（笑）
ただ言える事は、一貫した筋の通った考え方が決まっている事が有るんだろうと感じています。

石井さんに関しては、感じている事が多々あります。
でも、私に色々なきっかけを与えてくれた事、それだけで十分尊敬に値する人だと思っています。

ただ、色々な教材は買ったりしていないんですが・・・。
数千円の書籍等などで十分、影響を受けされて頂いています。（笑）

後になって気が付く事・・・。

後になって気が付く事・・・。

この言葉には２種類の意味があると思っています。

一つは、主観的に物事を見てしまい、客観的に物事を見る事が出来ない状況から
状況が変わって、客観的に物事を見る事が出来るようになったと言う事。

もう一つは、自分のレベルが到達していない為に気が付く事が出来ないが
その後成長をして、突然理解ができるようになる事。

今、ブログに書きたい事は後者です。

約１０年前に、やや精神的にやられてしまい、知人数人に相談をした事が有りました。
みんな社会的な表現で言えば優秀な人達で、何かを超えたような所を持っている人達でした。

その人達の間には何も関連が無いのですが、皆さん似たような事を言っていました。

一番突拍子が無い表現を借りると
「今の自分は体を借りて、今の状況を楽しんでいる。
だから、もし困った事が有ったら、外から変えるように考えれば良いだけ」

正直、ちょっと変わった人だったので、この人は何を言っているのかと思っていました。
でも、今になって少しだけ理解ができます。

外から変える。
実際に意識を違う所に持っていき、そこから考える。
困った事が有ったら、確かにそう考える事で良い方に変化をもたらす事が出来るのを実感しています。
こうなれるまでにかなりの時間を有してしまいました・・・。

最近、昔の私の要に悩んでいる知人がいます。
私が教わったように、話をする事にしました。
少し時間がたって理解をしてくれると良いなという期待を込めて・・・。