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「考え方の工夫:松浦弥太郎」さんから感じた事 [書籍]

少し前の深夜TV番組で、松浦弥太郎さんのご紹介をしていました。

雑誌『暮しの手帖』編集長を長く務め方というのは知っていましたが
今は、くらしのきほん主宰/エッセイスト、『COW BOOKS』代表との事です。

自分には関係が無い本かと思っていたのですが、
検索をするとタイトルが気になって何冊か購入をしました。

その中で一番心に残ったのは「考え方の工夫」。
開いて最初に目に飛び込んできたのが<P3:いつでもスタートできる。>という文章。
今の自分に必要な本かもしれないと感じました。

Prologueの中にある文章、
<P5:ベーシックに立ち返り、もう一度自分が働くうえで大切なことを、指して確認しておきたい。>
7月に転職をしたばかりでしたので、必要な事だと思っていました。

また常日頃から考えていた<P6:仕事をしていくうえで、自分の真ん中にあるものは何か? 仕事を超え、いきていくうえでの道しるべとなるものは何か?>

このことは仕事をしていく事、生きていく事をしっかり考える必要があるという事を考えさせられる文章だと思っています。

私の尊敬する方は、哲学が有るかという表現をするのですが、
松浦さんの本の文章では、ヴィジョンという言葉で表現をされていました。
<P34:仕事のヴィジョンとは、「自分が仕事をする事によって、どんな世の中にしていきたいか?」>
<P34:人生のヴィジョンであれば、「死ぬまで自分の時間を懸けて、どんな人生にしていきたいか?」>

転職先ではスタートアップですので、夢的には壮大な事が言えるのですが
私の仕事のヴィジョンは「社長の夢や身の回りで働く仲間が幸せになるように私のスキルを使い、その壮大な計画を叶えて、今よりも幸せに暮らせる人が増える世の中にすると考えています。」
離れた先は見えないですので、まずは自分の目が届く仲間の為に考えて行動をしたいと思います。

その為に何をすれば良いかも書いてくださっています。
前職がコンサルタントだったので、困っている事を探すという表現をしたくなるのですが、
松浦さんは、<P45:「愛情不足を探す」>と表現されています。
<P48:愛情不足を見つけ、自分のできることを考えて、埋める。>
私もこの問いは、たゆまずつづけたいと感じました。

つい完璧なモノを考えてしまう所は有るかもしてませんが、
松浦さんは<P51:「自分のやっていることは、みんなが現実逃避できるものかどうか?」>と説いています。
完全な答えじゃなくても、一次的な逃げ場になるような事でも少しの心の支えになるならば取り組む価値が有るという事をもう一度考えました。
それを考える時に、「現実逃避できるか?」で判断をすれば良いと言えます。


そして、もう一度、今回ブログを書く事やインスタを取り組もうと思ったのも
<P64:アウトプットする。情報ではなく、感動を。>
<P65:しかし注意したいのは、そのアウトプットが単なる情報の伝達になっていないかどうかです。>
最終的に仕事の価値も何か達成できた事では自己満足で終わる可能性が有りますが、
感動して貰えたという事で有れば、人に価値を感じて貰えたという事になるかと思っています。

自分がエンジニアで有る事も有りますが、ついつい自分の技術の向上や情報の伝達で満足してしまう所が有るかと思っています。1つレベルを上げる為には、感動して貰う事を常に意識する事が必要と思っています。その練習としてブログやインスタを、何を考えすれば良いかを考え続ける場にしたいと思っています。

まさに、<P66:情報は古くなりますが、感動は決して古びることはありません。>
一言で言い現わしているなと思っています。

最後に、新し職場で8時間全力投球をしている状態でしたが、松浦さんは
<P104:会社にいる時間が八時間だとしたら、八時間、精いっぱい働かなくてもいい。僕はそう思っています。八時間全力投球するのは「考えない働き方」のような気がするのです。>
と説いています。
八時間頑張っていればしっかり仕事をしているように思ってしましますが、考えなくて良いから楽をしていたとも言えるなと思っています。

この本は今の自分が必要と思っている事が書いてある本が得られたと感じています。
紹介した部分以外にも、一冊に仕事をする事の大切な事がちりばめられています。
私以上に若い世代の人に読んでもらいたい本だと思っています。

※<>部分はすべて引用


考え方の工夫


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